失われた自分を求めて

元公務員/元フリーター/元ニート/アラサー/思いは言葉に

そうだ、災害ボランティア、行こう~実践編①~



寝坊する。


うん、これは5時半だ。よーく見れば見るほど5時半だ (*´∀`*)
5時台の電車を捨て、6時台特急利用の9:18いわき駅到着にプラン変更。幸先わるし。



いわき駅に到着。
ホテルにリュックとスニーカーを預け、ショルダーバッグとゴム手袋などが入ったビニール袋を持って災害ボランティアセンターへ。よし、イメージ通り。



9時半すぎにいわき市災害ボランティアセンター到着。
受付が「初回」と「2回目以上」と分かれている。初回の受付に行く。休日だが列はなく案外スムーズ。参加票を記入し、シールになっているワッペンに自分の名前を書いて右胸にはる。オリエンテーションを受け、マッチングエリアの席へ。マッチングエリアも、「初回」と「2回目以上」で分かれている。

社協の職員が「1件目は泥かきです、お車がある方と4人1組で~」と言うと、車で来た男性が挙手。ぼくも挙手。他に女性2人が2回目以上から参加となり4人グループとなる。案件の概要を聞き、リーダーとタイムキーパーを決める。タイムキーパーとは、活動中30分に一度の休憩を声かけする役割。2回目以上の女性の1人がリーダー、ぼくはタイムキーパーになる。

資材エリアで必要なアイテムをゲットする。

  • 角スコップ(大・中・小)
  • くわ1本
  • ほうき1本
  • ちりとり2コ
  • バケツ3コ
  • 土囊袋100枚
  • デッキブラシ1本
  • 小さいタワシ1コ
  • ポリ袋
  • ビニールシート
  • 雑巾

資材エリアにいる社協の人もこれがあったほうがいいとかアドバイスくれる。あと、防塵マスク、軍手、ゴム手袋、ゴーグルももらえる感じだった。ゴム手袋は薄いので、丈夫なものを持参すべき。



資材を積み込みいざ出発。車で15~20分くらいのところ。
到着して依頼主から状況や要望を聴く。荷物を置く場所があったのでバッグなどを置かせてもらう。主な仕事は床下の泥出し。基本装備は帽子、長靴、防塵マスク、ゴム手袋。泥の状態は、少し水分を含んでいる程度の固体。なので、スコップとちりとりで泥をかき出し土嚢に入れて家の外に出すという作業を繰り返す。

30分おきに休憩をとるように、と言われた時は、そんなに休憩いる?と思ったが、晴れた日の屋内作業は熱がこもり、腰を屈めた体勢が続くので思った以上に体力を消耗。加えて普段運動をしなくなったアラサーにはキツイ。なのでこまめに休憩し水分補給。

そうこうしてるうちにお昼になったので、依頼主のおばあちゃんがセッティングしてくれた憩いスペース(キャンプ用の椅子など)でごはんを食べる。除菌シートが役立つ。おばあちゃんから台風の時はどんなだったかなどいろいろ聞く



30分のお昼休憩後、作業再開。
午後もそれなりに暑い。風が吹くと心地がいい。作戦を立てて、なんとか15時までに目処に到達。資材を洗ったり、屋内をほうきで掃いたりして片付ける。ほうきは意外に重宝する。お宅に水道とホースがあったので、長靴なんかも洗わせてもらう。
あまり目に見える成果はないものの、深謝されながらお別れ。

15:40頃ボランティアセンターに帰り、資材を返却。
うがい消毒スペースで、手洗いとうがいをする。
一緒に作業した人とあいさつして、解散



駅近くのホテルにチェックイン。
大浴場に入り、夕食を食べ、サロンパスを貼りまくり疲れた身体を癒す。
けっこう疲れてるけど、明日もがんばるぞという気持ちで23時に入眠、爆睡。



実践編②に続く。