失われた自分を求めて

元公務員/元フリーター/元ニート/アラサー/思いは言葉に

若手公務員(官僚)のお給料っていくら?

3月なのに雪?!
雪やこんこん。アラサトです。

 

ついに書きます。お金の話。
シンプルかつ大胆に、国家公務員、官僚の給料について。

【とある月の給与明細】

①俸給支給額     223,400円

②本府省業務調整手当  8,800円

③地域手当                       44,680円

④住居手当                       27,000円

⑤超過勤務手当                99,800円

額面合計         403,680円

社会保険等でもろもろ引かれて手取り額は34万円ほどに。

少し補足します。
①の俸給支給額は、基本給のこと。毎年少しずつ上がります。
②は謎の本省勤務手当。これで本省の激務に耐えろってことだろうか (゚∀゚) !!
は国家公務員特有のもの。東京23区勤務だと、物価や地価が高いってことで、基本給の20%が上乗せ支給されます。この割合は地域によって異なります(詳細はコチラ)。
④住居手当は、地域にかかわらず最大27,000円支給されます(最近上限がアップして28,000円になったらしい)。
⑤はいわゆる残業手当。この月はだいたい50時間分。


これが包み隠さず、丸裸の給与でござーい!
キャリア官僚の4,5年目くらいまでは似たり寄ったりじゃないでしょうかね~
ここで高いとか、低いとか、言うのはまだ早い。ボーナス(賞与)も考えましょう。

【ある月の賞与】

①期末手当 35万

②勤勉手当 24万

額面合計  59万


ここからがっつり引かれて手取り額は45万ほどに。

ボーナスはだいたい4.4ヶ月分です。1年で4.4ヶ月分ですよ。
なので、1回当たり2.2ヶ月分くらいですかね。
223,400円(基本給)+44,680円(地域手当)× 2.2 = 589,776円
となり、ぼくのとある月の賞与とほぼ一致しますね。


以上、いかがですか?
年収を知りたければ上の数字を基に計算してみてください。
べらぼうに高いですか?特権階級ですか?


でもリストラされないでしょう、とか。
一等地に官舎があるんでしょう、とか。
共済でいろいろ割引出るんでしょ、とか。
実は、そーゆー批判も、実態をわかってないんだよなあと思っています。
まあ、福利厚生については、また気が向いたら書くことにします~


きれいな雪が降っている日に、なんともドス黒い話をしてしまいました。
どうぞお許しを。