失われた自分を求めて

元公務員/元フリーター/元ニート/アラサー/思いは言葉に

なぜ友達を減らす努力をしないのか

前回の投稿からこの投稿までの間で1歳老けました。アラサトです。


1ヶ月くらい前に、「タモリがうまく生きている理由」みたいな題名の記事を読みました。タモリさんは、ともだち100人できるかな♪って歌が嫌いで、今どんどん友達減らしていってる、と書いてありました。大賛成、大共感なわけです。

友達は多い方がいい。増やさなければいけない。
知らないうちにそんな感覚を持っていませんか?

ぼくの場合、20歳頃にfacebookを始めて、自分の「友達」が増えていくようになって、「もっと増やしたい」みたいに無意識に考えるようになりました。ちょっと話したくらいの人でもfacebookでつながって、どんどん「友達」の輪を広げていった。誕生日になると、40人、50人という人がお祝いのメッセージをくれた。これまでは家族くらいしか祝ってくれなかったのにね。あるあるですね。

このお祝いメッセージに「お祝いありがとう!」と爽やかにお返事するのがマナーだけど、まず、これが面倒になったわけです。これまた、あるあるでしょう。そこで昨年、誕生日を非表示にする、という機能を活用して、誰にも知られないようにしてみました。そのかいあって、先日の誕生日では、見事お祝いメッセージゼロを達成。思った以上に清々しました。

持つべきものは友とか、人脈は大事とかいうけど、それは数ではなく、その人と信頼関係を結べているかってとこが大切なんだろうと思います。当たり障りのないことしか言い合わないような「友達」は、そのへんの通行人とほぼ同じ。

友達は増やすものではなく、減らすもの。必要以上に友達をつくらない。そういう「友達数最適化プロジェクト」に取り組んでいくことで、なんだか解放されるし、人との付き合い方もいろいろ変わると思います。

今日はこのへんで。さーて、どの「友達」からやめていこうかなあ